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６日公開された都議会の政務活動費。都議会統一の使途基準はあるが、実際には会派ごとに判断が分かれている。会議中の弁当の購入や、１年間に８００回を超えるタクシー利用など、疑問符が付く支出もあった。
自民党は東京・銀座のすき焼き店から２１００円の弁当を５９人分購入し、約１２万円を計上した。事務担当者は「昼食時も議案の打ち合わせをするなど、政務活動に関連したケースだけ支出している。社会通念上許される範囲だ」と説明する。
民主党はとんかつ店から１０５０円の弁当を５０人分購入。石毛茂幹事長は「時間短縮のため弁当を食べながら会議をしている。慣例で支出している部分もあるが、今後考えたい」と話した。
都議会が定めた使途基準では、１人１回当たり３千円を上限に弁当代を認めている。ただ、弁当代の支出を認めていない会派もあり、「昼飯は個人の支出で食べればいい」と話す都議もいた。
公明党の吉倉正美都議は１年間に約８４０回、タクシーを利用していた。多くが都庁と新宿区役所の往復など１０００円前後の近距離移動。吉倉都議は「足を骨折し、タクシーを多く使った。時間の問題もあった。
自転車を購入したので、今後はなるべくそっちを使いたい」と釈明した。
東京・生活者ネットワークは、調査委託費として、関連団体の「東京市民調査会」に総額約１０００万円を支出した。毎月、８０万円前後を一括で支出しており、領収書からは使い道の詳細が分からない。ネットワークの担当者は
「ルール上、委託先での開示は求められていない。金額に見合う政策の調査結果は受け取っており、適正と考えている」とした。
http://www.hochi.co.jp/topics/20140806-OHT1T50174.html
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